食事は毎日元気に生活するための源です。
楽しく食事をするための「食の情報」をお伝えします。
ポム・ド・テール」とは、フランス語でじゃがいもの事をいいます。栄養価がリンゴ以上に豊富なのにちなんで、「畑(または大地)のりんご」と呼ぶようになりました。
じゃがいもは世界の五大食用作物(小麦、水稲、大麦、とうもろこし、じゃがいも)の一つで、その品種も2000種程あり、日本で主に栽培されているものは20品種程になります。品種の数からみてもその消費量は多く、ドイツ、ポーランド、ロシアなどの国では主食になっています。日本のじゃがいもの代表格は、秋に収穫されるホクホクした食感の「男爵薯」と、春に収穫される煮崩れしにくい「メークイン」。スーパーでもお馴染みのじゃがいもです。
じゃがいもの一番の特徴はでんぷんを主体とした炭水化物。炭水化物ときくと、カロリーが高くて敬遠されがちに聞こえますが、ご飯の半分のカロリーで脂肪も少なく、ダイエット食としても理想的です。また、血中の塩分を排出する働きがあるカリウムが豊富に含まれており、「カリウムの王様」とも言われています。これはむくみ防止にも一役買っています。他に、コラーゲン生成に不可欠なビタミンC、ミネラル・食物繊維なども多く含まれています。しかし、じゃがいもの芽には苦味があり、ソラニンという有害物質が含まれてるので、調理の際には切り取っておきましょう。
国によっても様々な調理法があるじゃがいもですが、その中の一つ、みんなが大好きなポテトチップは、1853年、ニューヨークのレストランで作られたものでした。フライドポテトの厚みが気に入らなかったお客さんから、「厚い」と言われ続けたシェフが何回も作り直しているうちに薄くなり、それが思いのほかに大好評だったのが始まりだそうです。まさに、お客とシェフの意地の張り合いから出来た料理だったのですね。